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M.M2015年度入社 フード本部フード販売部フード販売グループ(イーストポート)マゼランズユニット

「料理は人を笑顔に出来るもの」料理の世界に進みたいと思ったのも、料理で人の笑顔を創りたいと思ったからです。日本で一番笑顔が集まる場所は?と考えたとき「東京ディズニーリゾートだ」と思いました。また、オリエンタルランドについて調べる中で、コンクール受賞歴のあるシェフがいらっしゃると知り、入社を決めました。

オリエンタルランドで
あなたが大切にしている
「夢」「トキ」「場所」とは?

東京ディズニーリゾートだからこそできる、「見た目・味・空間で楽しめる料理」を、ゲストの期待に応えられるようチーム一丸となって提供していきたいと思っています。その中で私は、料理のパーツ1つ1つを味見する時、個々の完成度はもちろん、全体の完成をイメージしながら味のバランスを調整していくことを大切にしています。1つの味が美味しかったとしても、全体でバランスが崩れることもあるので、常に味のバランスを考えるようにしています。

ご自身が担当されている
仕事について教えてください。

現在マゼランズのキッチンにて、時間帯責任者の仕事をしています。スーシェフ(時間帯責任者)として一人立ちした際に、初めてメニューに携わったディズニー・イースターのメニューが特に印象に残っています。まだまだ未熟だった私ですが、当時のシェフのアドバイスで初めてパークのレストランならではの、「コンセプトやテーマ性を持たせたメニュー開発の難しさ」「供給を意識した使用食材の選定の難しさ」を実感することができました。実際にメニュー提供が始まったとき、必死に考えたメニューについて、直接ゲストから「美味しかったです」と言葉をいただいたとき、凄く嬉しかったです。

これまでの仕事の中で、大変だったことはなんですか?
また、それをどう乗り越えたのかも教えてください。

店舗で引き継がれてきた調理作業一つ一つの手順を変えることが、とても大変だった経験だと思います。初めはキャストからの「なぜ?」という意見が多く、必要性を理解してもらうのが大変でした。しかし、真剣な想いが伝わったキャストが、調理法の指導や細かいアドバイスをオペレーションで実践してくれ、一人一人が今まで以上に料理を大切にしてくれるようになりました。同じ方向を向いて料理を作っていくことは非常に難しいことだと思いますが、この出来事を通して真剣な想いは相手に伝わること、そして真剣に料理と人に向き合うことが大切なのだと実感しました。

将来的に達成したいこと、
チャレンジしたい夢を
聞かせてください。

東京ディズニーリゾートは可能性に満ち溢れていて、テーマパークの料理の可能性もまだまだ未知数だと思います。様々な制限がある中でメニューを考えることは非常に難しく、困難な壁がありますが、キャストと作り上げる料理をゲストに喜んでいただけたということが、さらなるチャレンジの原動力となっています。現在はスーシェフとして時間帯責任者の業務を行っていますが、自分自身の技術・知識の向上を行い、次のステップであるシェフやマスターシェフになり、ゲストの期待値をさらに超えるメニュー開発に挑戦していきたいです。

CAREER STEP

入社1年目

入社してから最初の配属店舗で、入社の決め手となったシェフのもとで、調理技術と知識を勉強することができました。このシェフとの出逢いがなければ、今の自分はなかったと思っています。

入社5年目

株式会社ミリアルリゾートホテルズへ2年間出向しました。複数のディズニーホテルのメインダイニングで技術向上を行い、料理人の方々とコミュニケーションをとることで、広い視野を持てるようになりました。

現在

低温調理料理コンクールへ挑戦しました。初めて挑戦したコンクールで決勝戦へ進み、社外のシェフの皆さんと真剣勝負をすることができ、貴重な経験をすることができました。